2012年12月14日

HUNTER×HUNTER(31)

HUNTER×HUNTER 31 (ジャンプコミックス) [コミック] / 冨樫 義博 (著); 集英社 (刊)
2012年中にまたもハンターの新刊が拝めるとは…!その上今月もう一冊発売とか…!
ありがとう集英社!
ありがとう冨樫義博!でももっと仕事して下さい!

自分含めハンター読者はよく調教されてるよね…。
ハンター協会会長選挙サイド、ゴンを救うため奔走するキルアサイド、この二つが主軸となる31巻。
面白いけどいつもながら読むのに頭を使う漫画です…。

選挙サイド、現副会長のパリストンは十二支んの頭脳であるチードルをもってしても
心の内を看破出来ない男…。
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現在はこのパリストンこそが会長候補の筆頭となっています。
見た目はスマートな好青年で副会長で更にトリプルハンターという
ハイスペックな人物なんですが、同じ十二支ん仲間からは煙たがられる存在…。
読者目線から見ても非常に胡散臭い男なわけですが、具体的にどの辺が?と考えても
とにかく「よくわからんけど胡散臭い」。
意図的にでしょうがどんな人物なのか描かれてないからですね。
それにトリプルハンターだそうですが、何のハンターやっててその称号なの?っていう。
ああでも他の候補者も何ハンターかわからない人チラホラいたからなぁ。
次巻でその辺諸々がわかったら嬉しい。でも引っ張るかな〜?

投票率が上がらない事に対し、パリストンは演説によって
同胞に語りかける事が投票率アップに繋がると提案し、それが行われます。
演説会場での質疑応答の際、読者にとって数年ぶりに登場したレオリオが
その場にいたゴンの父親であるジンにガツンとやらかすわけですが…。
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これ絶対わざと喰らってるよねぇ。
理由は「面白くなりそうだから」かな。
それがきっかけでレオリオが会長候補に挙がることをも見越してた…のかどうかわかりませんが。
それにしてもレオリオは熱くていい男です。
そして次巻でクラピカの出番がありそうな予感。
とにかく波乱万丈の選挙戦、先が読めません!

さてキルアサイド。
ゾルディック家の息子(?)の一人である「アルカ」初登場です。
まーしかし可愛らしいことこの上ないですね!
いわゆる男の娘ってやつなんでしょうか。アルカ可愛いよアルカ。
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キルアはゴンを助けるため、アルカの力に頼るべく実家に戻ります。
アルカの力…お願いとおねだり。
それはアルカの「おねだり」を三つ叶えたら
こちらの「お願い」を叶えてくれるというチートな能力。
だがそれには冨樫漫画らしい制約があるのだった…というのが今回のキモ。
この能力って念能力の一種なんですかね?
それならなんでキルアが念の事知らなかったのかとか、
末っ子のカルトはもうすでに念能力備えてるよねとか、そういう疑問も出てきますが
もうね、「面白ければいいや!」っていう感じになりました。私は。
(気にはなるけどね!)(作中で説明あればもっといいよね!!)

イルミの針によって操られていたキルアは、後付設定なのか伏線だったのかわかりませんが、
アルカが軟禁状態で一家から家族扱いされていない状況を
なぜ改善しなかったのか、なぜ救えなかったのかと悔いています。
不思議な力をもつアルカを警戒した上での判断なわけですが、
まぁそこは軟禁状態も仕方ないかなぁとか思ってしまいます。
キルアのいうとおり、利用しようとする側が呪われているというのはわかるけど
そこはさぁやっぱ人間だもの…。
人間は欲に弱いものなのよ…。

で、本来のキルアの性格ゆえなのか、アルカをすごく大切に扱ってるんですよね。
虐待に近い訓練、母の溺愛等で家族に対する感情が歪んでいるにしても、
アルカだけに注がれる愛情…そこでちょっと違和感。
不遇なアルカがかわいそうだから…なのかな?
それとも絶望しかなかった生活の中でただひとつの光がアルカだった、とかいうアレ?
(ゴンに対する「お前は光だ」みたいな)
その辺もなにか含みがありそうで、どう描かれるのか楽しみ。
またイルミ→キルアに対する執着心もちょっと異常ですよね。
(まぁこの一家はいろんな意味でアレなんでしょうが)
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このシーンでキルアが涙をながすわけですが、こういうのを見ちゃうと
殺すだのなんだの言っているけど根っこの部分で家族を思ってるのかな、と。
もし針が刺さった状態だったら涙は流さないのかも。(その場合は恐怖での涙かな…)

そういえばヒソカも久しぶりに見たような気がしましたが、
今の彼ってキルアやゴンに適うんですかね。
余裕ぶってるヒソカさんがボロボロになる姿…う〜ん、ちょっと見てみたいかも。
とりあえずゴトーさんよりは強かったですけどね。
(ああ…ゴトーさんいいキャラだったのに…)
キメラアント編でその辺が更新されちゃって、強さのヒエラルキーがカオスになってるからなぁ。

そして新キャラといえば、ソルディック家に仕える使用人、ツボネとアマネ。
っていうかツボネ…いつ「40秒で支度しな!」って言い出すのかと期待しちゃったよ!
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明らかに狙っていますねこれは。
強いじいちゃんばあちゃんキャラが好きなのでこれからの活躍を期待します。

今回おやっと思ったシーンはこちら。
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ハンゾー…!忘れられてなかった(笑)!
地味にウィングさんとビスケの師弟コンビも。
posted by ハナ at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 少年漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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