「ここには かるたを好きな人しかいない」
突然ですがこの漫画、何がいいってまず「大人キャラ」。
ストーリーやセリフがいいのはもちろんですが、とにかく大人キャラがいい。
少女漫画らしく女の子は可愛いし男の子も格好いい…のですが、大人・サブキャラも
きちんと描き分けできているのと大抵サブに回されて出番の少ないであろうキャラクターにも
ドラマが用意されているのがとても素晴らしいと思うわけです。
さすがに描画はモブ顔にならざるを得ないかもしれないけど、ドラマはキッチリ、そして熱い!
さてアニメの二期も楽しみな、ちはやふる19巻は吉野会大会、準々決勝から始まります。
見所としては
白波会の面々の戦い
ヒョロ君の頑張り
決勝戦のメンツ
という感じでしょうか。
(個人的に原田先生と桜沢先生のあれやこれも)
いやーしかし、太一の頑張りには驚きですね。
今が伸び時なんでしょうなぁ。
ずっとB級で燻っていたとは思えぬ快進撃です。
(でもやっぱり運は良くない気がする)
今までもすでにA級の腕は持ってる云々言われてたから良いんですけど
太一は中学は流す感じでかるたやってて、高校入って本格的に始めたはずなのに
ずっと頑張って来たちはや、須藤さん達と肩を並べるほどに成長した…
って太一も十分天才型のような気がするなぁ。
や、彼も練習頑張って努力してきてるのはわかるんですけど
この漫画においての太一の立ち位置って天才じゃなく努力する秀才だと思ってたから…。
(天才>秀才というわけではないです)
ああ、でもそんな秀才だって天才にも負けないんだ!っていう事なのかな。
「これだからかるたはわからない」
「これだからかるたはおもしろい」
っていうモロノーグにあるように、勝ち負けがどこでひっくり返るか読めないのがかるたなのですね。
というかこの漫画にはどんな天才と言われる選手でも努力している描写があるから
周防名人以外は「天才」じゃないのかもなぁ…。
うーんわからなくなってきた…。
まぁでもその辺の才能云々はこの漫画には意味のないものかもしれませんね。(と逃げる)
次はいよいよ20巻!
3月の発売が楽しみです!