「現実にして いいの?」
作者さんが今連載している漫画、「黒薔薇アリス」「脳内ポイズンベリー」「失恋ショコラティエ」
その中で私的に一番モッヤモヤするのがこの漫画です。
なんというか、私が女だから感情移入できないんでしょうけど、
とにかく爽太君…いや、その妹のまつりちゃんもだな、小動兄妹にイライラしてしまうのです。
しかし読んでしまう…なにこの相反する気持ち。
というか水城せとな作品全てにいえるのでしょうが、とにかく人間関係の描写が濃いっていうか
まぁドロドロしてるというか。
人間のずるい部分や隠したい部分…いわゆる負の感情をきちんと描いてくれる漫画家さんですよね。
メガテンの属性でいうとNeutral-Darkみたいな(?)。
といいつつ水城せとな暦は短いのでガッツリ語れないのですが…!
さて6巻ではやっとサエコさんに告白した爽太君。
これをケジメとし玉砕前提で挑んだはずが、意外な展開にとまどいを隠せない様子。
ようやく吹っ切れる!と思っていたのにサエコさんの涙とあの態度に、後ろ髪引かれまくりです。
ずっと好きで片想いしてた相手に思わせぶりな態度取られたら、そりゃあ…ってのはわかる。
でも読者目線(というか私目線?)でみると
爽太君も、サエコさんも、お前らなんなんだよ!
っていう風に思ってしまうのは、薫子さんを応援しているからでしょうか(笑)
薫子さん推しな私ですがえれなもいい子なので応援したくなってしまいます。
というか爽太君じゃなく別の相手との方が幸せになれるんじゃ。(ヒドイ)
男性陣だとやはりオリヴィエを応援してしまいます。
王子でオタクだなんて…なんてオイシイんだこの子は!というキャラです。
普段は優しげでほわほわしてますが、決めるときは決めるし言うし一途だしで。
まつりちゃんに「許さないよ」って言った時まさかのヤンデレ化か!?
と思ってしまった短絡的な私ですが、そんな単純なオリヴィエじゃなかったですね。
6巻の終わりが波乱を含んだ締め方で、次巻がどうなってしまうのか…。
そろそろスッキリした展開に…はならないだろうなぁ(笑)