7SEEDS(23)の感想はコチラ
お蘭さんと虹子が表紙の24巻。
帯で知りましたが、田村由美デビュー30周年!なのですね。おめでたい!
そして7SEEDSの生存者も「30」人というのも改めて知って(えー)驚きです…。
花たち複合チームは山火事の脅威からある程度逃げ延び、ひと段落…という間もなく
追い立てられるように先を急ぎます。
そこででっかい虫を案内人に仕立て海へと脱出。
心の中で燻っていたキノコと犬の問題もひとまずは多少落ち着き、少し浮上した花。
そんな矢先、角又ひばりチームと合流することに成功!
再会を果たした春チームは明るいムード。
でも犬の美鶴さん吹雪とはもう会えない新巻さんとの対比が悲しい。
やっぱりこの先トラウマになっちゃうだろうなぁ。
あの時みたいに自分だけ守られ置いていかれたっていう気持ち。
でも今回は彼が一人じゃないのがとても大きいと思う。
本当に新巻さんは不憫すぎる…ので誰よりも幸せになってほしいです。
そして昼間の花と新巻さんのやり取りにちょっと嫉妬したようなあゆが可愛い。
優秀な種としてじゃなく、異性として見てるというか…ベクトル向いてるよねコレ。
でも恋愛に関してはビギナーなあゆなので、恋愛というより
小さな子の「○○ちゃんに取られた!」みたいなレベルなのかも。
春チームの会話が和やか〜に進むかと思いきや、ひばりちゃんの発言でちょっと荒れ気味に。
まだ見ぬ「ナツという女性」にモヤモヤする花もやっぱり年相応の女の子だなぁ。
しかしひばりちゃんはどんな人が相手でもこの調子なんだな〜。
苦手なタイプ…でもこの先見せ場があると信じよう…。
そしてようやく夏Bチームへと場面は変わります。…相当待ったよおおお!
肝心なことを避けて花を語る安吾。まぁそうだわなー。
「花は流されて行方不明だ」という言葉の中にも希望を見出す嵐。
ポジティブすぎる、けどその希望を持ち続けるのってこの世界では大切なこと。
花を「生意気」と評したエリート二人にも動じず、逆に突っ込むくらいの余裕を見せます。
嵐と花カップルは固いなぁ、と思いました。
どちらかというとナツを応援しているので、ちょっと切ないですね。
夏Bチームはこれから船で他チームと合流すべく動き出す模様。
もしそうなったとして、安吾と涼はどうするのか…本当に案内だけして去るとは思えませんが
ひと波乱起こることは明白でしょうなぁ。
見たいような、見たくないような…。
場面変わって春秋夏A+要さん混合チームへ。
あからさまに胡散臭いシェルターへ避難しますが…。
お蘭さんと虹子の組み合わせがまた良い味出してます!
なんか似たもの同士の戦友みたいな感じ?
安吾を救う言葉をくれた嵐のように、虹子の闇(といっていいものか)を取り払ってくれるのが
お蘭さんなのかなと期待します。
夏Aチームは要さんを信用できず、また試験なのではないかと疑っています。
いきなり現れて怪しいシェルターに案内されたらそう思うのも無理はない…。
結果的にやっぱりヤバげな場所だったわけですが、要さん的には彼らを試す目的だったわけではなさそう。
彼自身も幻覚見ちゃってるわけですし…でもその自覚があって冷静に分析してる辺り(笑)
この先要さんの失態というか、余裕ぶった顔を崩す出来事(プラス方面でひとつ)って出てくるのかな。
くるみさんの赤ちゃん誕生あたりで感動のあまり泣いたり…は無いか…。
このエピソードでは要さんと特に虹子が中心になりそう、なので彼らの心理描写にワクテカです。
虹子なんて本当に謎だからなぁ…でも冷血に見えた彼女も変わりつつある。
きっとこの危機を救うキーマンになるんでしょうな。これまたワクテカです!
今回おおいに笑わせてもらったのがこのシーン。
角又ってまだ18歳?くらいだったよね!?なんでこんな言葉知ってんの的な(笑)
ちょっと浮世離れしたキャラだからまぁいいんですけど、これは牡丹さんとのフラグが立ちましたね!