2013年09月25日

千歳ヲチコチ(4)

千歳ヲチコチ 4巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) [コミック] / D・キッサン (著); 一迅社 (刊)

千歳ヲチコチ(2)の感想はコチラ
千歳ヲチコチ(3)の感想はコチラ

ここんとこリアルがバタバタしていて長らく放置してましたがようやく落ち着いてきた感じです。
PCも買い換えて前より快適に…と思ったのですがでかいやらうるさいやらで
失敗したかなーと思いつつ久方ぶりの感想を。

web移行に驚きつつの千歳ヲチコチ四巻です。
年末の忙しい中、典侍様の失踪が(一部に)発覚し
亨の所属する内舎人に捜索依頼がやってきます。
超キレ者のキャリアウーマンである彼女がいない事で
いつもよりあわただしく、余裕のない年末の宮中…。

典侍様が目覚めたのはどこかのお屋敷の塗籠の中でした。
そこで誘拐犯と対面したわけですが、ようやく来ました
正統派のイケメンが!!
no-title
ヤッターと思ったのもつかの間、7ページ後には
no-title
ドM発覚――どころか
若くてドMでヤンデレなマザコン イケメン陰陽師で、攫った典侍様にプレイを要求する
変態さんであることが発覚…せっかくの(見た目が)正統派イケメンが…!
イケメンなのに残念要素盛り過ぎ感否めないwむしろマイナス?

ドM体質を逆手に取り、「放置プレイ」で脱出することに成功した典侍様。
逃走中、牛車のトラブルでチコの屋敷にやっかいになることに。
そこで変態さん(公行)とチコの女房、長山さんのバトルが勃発するわけですが
no-title
「若くて」「イケメン」が弱点な長山さん…どうやり過ごすかと思いきや、アッサリねじ伏せ成功。
なぜかというと、
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な、なるほどー!元服してるかどうかがポイントなんですな…!
確かに元服=角髪を髻にして烏帽子をかぶるんですもんね。
烏帽子が無いとすっぽんぽん的恥ずかしさ、というのを他の漫画で読みましたが
子供の頃はすっぽんぽんだったんじゃないかよ!と思うのですが
その辺の意識の違いは現代人と違うのでしょうな。
私はショタ趣味じゃないのでピンとこないのですけど、年齢別で小学生までとか色々ランク(?)
があるとしたなら、現代でいうと長山さんはギリ中学生までって感じでしょうか。
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うっかり(?)隙をみせ、変態さんを取り逃がしてしまう長山さん。

そこに変態さん(公行)と亨たちが鉢合わせ。
典侍様を逃がすため、彼女の身代わりになったチコを守るため躍り出たのは――
no-title
盛り上がってまいりました!
間一髪、陰陽師の大江さんが間に合い、大事には至らなかったチコ。
やっとチコと亨の出会いがついに…!
…とはやはりならず(お約束)でしたが
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超ニアミス(?)!
平安ものらしく奥ゆかしいふれあいなのですが、キュンときますね〜!
(でも普通の姫ならこういうことしないだろうな)
蜘蛛が作った出会いは亨にもチコにも胸のざわめきを残したのでした。
特に亨は例の文の主が誰なのか気づいたような感じですね。
少女漫画展開、やっとクルー?

…とまぁ漫画的には盛り上がった感じの四巻なのですが。
個人的には辛口で言わせてもらうと、この漫画は一話か二話完結くらいが合うのかな、というか。
変態さんと典侍様のくだりが長すぎてちょっとダレた気がします。
チコと亨のニアミスを作るのに仕方なかったのでしょうが。
シリアス展開も多めでいつものギャグがなくて寂しいのも残念です。
あとは亨のお父さんの出番が…っ出番が少なすぎやしませんか…!
キモイお父さんが見れなくてとても残念です。
次巻に期待!
それにしても典侍様がイイ女を用意しますのでとサラリと言ってしまうあたり
なんか殿上人だなぁと思ってしまいました。
posted by ハナ at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 少女漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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