
甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC) -

甘々と稲妻(2) (アフタヌーンKC) -
久しぶりに感想でも!ほんわか食べ物漫画です。
妻を亡くしたばかりの高校教師、犬塚。

幼い娘つむぎと二人暮らしで慣れないながらも家事、育児、そして仕事と慌しく過ごす日々を送っている。

掃除や洗濯などは出来たが、料理だけは不得手でコンビニ、ファミレスで済ませていた。
そんなある日、花見で出会った女の子、小鳥に渡された料理屋の名刺…。

それを頼りに向かう先にいたのは、であった時とは違えるほど美少女に変身(?)していた小鳥だった。

話すうちに彼女は自分が副担任をしているクラスの生徒である事が発覚。
親の都合で一人さみしく食事する小鳥と、愛娘つむぎのために美味しいごはんを食べさせたい犬塚。
二人の利害が一致した。
料理初心者の犬塚と、ある理由で料理が苦手(?)な小鳥、そして幼いつむぎ。
三人のちょっとちぐはぐ、でもあたたかい食卓が今日も始まる――
という感じのお話です。
いわゆる料理漫画で、毎回美味しそうなごはんが出てきます。
初心者が主役なので、凝ったものじゃないんですが(初回は土鍋ごはん)すごく美味しそうなんですよね!
食べてるキャラクターの表情がそう思わせるんですよ!
食べ物よりも食べてるキャラの表情で食欲をそそる感じ。

とくに幼女つむぎの顔が可愛くてですね…!



美味しい!って気持ちが伝わってくるのです。
食べものの描写はどちらかというと「漫画的」ではあるのですが、あたたかみのあるタッチ。
今のところ二巻のグラタンと餃子に一番グッときました。(好きなのもありますけど)
中年男性と美少女の料理漫画…というと「高杉さんちのおべんとう」を連想させますが、
方向性、内容共に違うのでその辺は安心です。(向こうは最近ほんわかどころかirirですし)
といいつつも一巻目から小鳥→犬塚先生のベクトルが見え隠れするので、ちょっとモヤりつつ
父性への憧れで済ませてほしーなーと思いつつ、でもほんわか出来る漫画だと思います。
絵柄も内容とマッチする温かみのある線で、似た系統だと羽海野チカっぽい感じでしょうか。
日常+料理が好きな方におすすめです。
そしてつむぎの可愛さに萌えてほしい。(小鳥も可愛いですよ!)
二巻までで一番萌えたシーンはここ!

嫌いなピーマンを頑張って食べたシーン。
かわいすぎる…!!