「みんな 必ず生きてまた笑おう」前巻から約半年経過しての発刊という事で、(私の中で)内容が薄れつつ迎えた23巻。
ミリア姐さんとユマ(贔屓)が活躍してくれて嬉しい限りです。
23巻の見所は、というと
組織の壊滅、クレアの解放とラキとの再会…ってところでしょうか。
私、正直ラキには思い入れがない(ひどい)ので、ラキのおかげでクレアが帰ってきたってのが
なんというか、なんというか…なのでちょっと複雑。
クレアにとってラキは昔の自分とダブっていたりするし、守るべきもの、大切なもの…
ていうのはわかるんですが、ずっと一緒に戦ってきた仲間よりも?…と思うと。
さて今までずっと伏せられていたクレイモアの体の秘密が明らかになりました。
これでテレサの体を見て萎えた盗賊や、クレイモアの弱点がなぜお腹なのか合点がいきました。
そうだよねそりゃ萎えちゃうよね…生々しいもの。
お腹があんなんならそりゃ弱点にもなるよ。
私は人面疽的なもの(血肉を取り込んだやつの顔とか)を妄想していたので
違う意味で拍子抜けしてしまいました。
でもこれ塞がらないってことはずっと痛いんだろうか…。
なんで彼女達はこんなにも苦痛を伴わなければならないんだろう…。
彼女達の救われる日って来るんだろうか…。
でもクレイモアの「救済」となると、どういう形で?って感じですね。
今さら普通の人間に戻れますよ!な展開にはならないだろうし、なって欲しくないし。
作者さんも落としどころ考えてるだろうけど難しそう。
やっぱり幸せな死亡エンド?
そして覚醒者があんなにいたのにもちょっと驚き。
どんだけザルなんだよ組織は。
まぁ色んな隠し事がまだまだありそうだからなぁ…。
壊滅したときもわりとアッサリでしたね。
これから最終決戦に突入なのでしょうか。
でもまだまだ先は長そうかな。
ハッピーエンドを期待します!